独身女性への保険アプローチで絶対におさえておきたい3つのポイント

2021年1月22日

保険営業をしていると、独身女性の見込み客にアプローチする機会があると思います。独身女性は保険料単価が安い、だから小さなお子様がいる家庭(ママパパ)にアプローチしたほうが保険料単価も高くなるという認識がある方も多いのではないでしょうか。

しかし、独身女性のニーズに応えることができれば、小さなお子様のいる家庭と同じくらいの保険料単価で契約をもらうこともできます。そこで、独身女性へのアプローチで絶対におさえておきたい3つのポイントをお伝えしますので、ぜひこれから独身女性へのアポが入っている方は参考にしてみてください。

独身女性が加入する保険を知る

独身女性に保険を提案するためには、まず一般的な独身女性がどのような保険を選んでいるのかを知ることが必要です。

ニッセイ基礎研究所のレポートによると、独身女性が最も多く加入する保険は20代、30代、40代ともに医療保険や入院保険でした。次に終身保険、がん保険と続いていますが、特に定額個人年金や変額個人年金などの将来の年金不安をカバーするための商品については年代の上昇とともに加入率も上がっています。

逆に、定期保険や定期付き終身保険などの掛け捨てメインの商品の加入率が低いこともわかります。このように、独身女性は万が一のときの死亡保障の商品よりも、自身の医療保障目的の保険や将来の老後保障の目的の保険を選んでいるということを覚えておくと良いでしょう。

独身女性が保険に加入するきっかけを知る

独身女性が保険に加入するきっかけは、20代の1位が「就職または親から独立したため」ですが、30代では「身近な人に勧められたから」となっていて、40代では「保険の外交員に勧誘されたから」となっています。

つまり、若い年代ほど就職や独立などライフイベントの変化とともに加入する人が多く、年代の上昇とともに保険の外交員やその他の外的要因によって保険加入を決定するというように見えます。

独身女性が保険に加入しない理由を知る

では、次に独身女性が「保険に加入しない」と決断した理由について見てみたいと思います。独身女性の攻略には、ここが一番の肝ではないでしょうか。

※ここまでの図・出典:ニッセイ基礎研究所「独身女性の生命保険加入実態」

ここで注目したいのが、1位の「保険料(掛金)を支払う余裕がないから」ではなく、2位から4位までの理由です。これらを見ると、どれも「必要性の訴求ができていない」「ニーズや希望が満たせていない」のではないかと読み取ることができます。

どうしたらこのような独身女性を契約に結び付けることができるか、それはいかに潜在ニーズを顕在化するか、そして相手が求めているものは何かを早く見極めることということでもあります。

「独身女性は苦手だ」「単価が低そうだから」と感じている人は、今日紹介した3つのポイントをおさえてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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