衝撃の事実！約7割の人が比較検討せずに保険加入している理由とは

私たちFPからすれば「保険は比較検討するのが当たり前」ですが、実はそうではなかったということを知っていますか？

生命保険文化センターの調べによると、保険加入した人の約7割が比較検討せずに保険に加入したと言うのです。ここでは、比較検討せずに保険加入する理由と、そのことを踏まえて私たちFPができることについてお話したいと思います。

保険に加入した66.7%の人が「特に比較はしなかった」と回答

生命保険文化センターの平成30年度「生命保険に関する全国実態調査」によると、直近加入契約（民保）の加入時の商品比較経験で、全体の66.7％の人が「特に比較はしなかった」と答えています。

なぜ商品比較をせずに保険に加入する人がここまで多いのか疑問に思うかもしれませんが、加入チャネル（加入経路）のデータを見るとその理由もわかってきます。

同調査の直近加入契約（民保）の加入チャネルを見ると、全体の53.7％の人が「生命保険会社の営業職員」から加入しているのがわかります。そして、比較検討する人が多く利用するであろう「インターネットを通して」加入すると言う人も3.3％と意外に少ないこともわかります。

また、私たちFPの多くが所属する「保険代理店の窓口や営業職員」でも17.8％となっていて、まだまだ生命保険を比較して加入するという考えは広く浸透していないということがわかります。

一社専属の営業職員の数に代理店職員が負けている、シンプルにそれが「約7割」の理由なのではないでしょうか。

出典：生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」直近の生命保険

保険相談に来る潜在的見込み客はまだまだ多い可能性がある

今回の調査結果から、まだまだ私たちFPがお客様のお役に立てる機会が多いのではないでしょうか。

私たちの常識で考えると「保険は比較検討して当然」ですが、まだまだそうされていないお客様が多いということですから、保険相談に来る潜在的見込み客は多い、アプローチできるお客様は多いと言うことです。

この「潜在的見込み客」をどう見つけるか、どうアプローチするかで訪問件数・成約件数・紹介件数が増えてくるのではないでしょうか。

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